Aug 12, 2011

近くだけどちょっと怖いキャッシング

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 「番号知らないと電話できないって、不便じゃないですか」

 Twitterで相互フォローしている友人や知人と通話ができる、iPhoneアプリ「OnSay」。同アプリをプロデュースした、ライフツービッツのファウンダー 片山崇さんには、そんな素朴な思いがあった。8月31日に公開された同アプリは、WebメディアやTwitterを介して瞬く間に話題となり、リリース3日で9万ユーザーを獲得。予想以上の人気に、片山さんら開発メンバーは手応えを感じている。

画像:Twitterで相互フォローしているユーザーと通話できるOnSayの画面、ほか
(http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1111/11/news040.html)

 SNSで人が簡単につながる時代。ソーシャルグラフを使って電話ができれば、もっと便利になる。そう考え今年の1月、思いを共にするウタリ、プロジェクトゼロと開発に乗り出した。収益化の方法は「まだ明確には見えていない」が、それでも「作りたいものを作りたかった」(片山さん)。機能はまだ荒削りで不安定な部分もあるが、iPhoneアプリの修正なども進めつつ、近日中にAndroidアプリを提供することも決め、“日常使い”のできる通話サービスの提供を目指していく。

●音声回線や電話番号を使わない、という選択肢

 OnSayを作っている3社は、いずれも若いベンチャー企業だ。年長のプロジェクトゼロは、2005年創業。ライフツービッツとウタリは、まだ設立2年に満たない。ただし、そこにいたのはWebやアプリの開発に10年来身を置くベテランたち。互いの労力やノウハウ、アイデアを持ち寄り、約9カ月をかけ、試行錯誤の末にOnSayを完成させた。

 アイデアの発端を聞くと、「携帯電話を持つようになり、あまり自分の頭で電話番号を覚えなくなった」と片山さんは語り出す。「だったら、電話番号に替わるIDがあればいい。そして、自分が普段使っている連絡ツールが何かといえば、圧倒的にソーシャルメディアだった」

 発案当初はやや「軽いノリ」で技術検証を進めていたが、東日本大震災が起き、「なんとしても完成させよう」と思いが強まった。震災直後、電話がつながらない中でVoIPアプリ「Viber」が使えることに片山さんは驚いたという。日常の利便性だけでなく、非常時のためにも、音声回線や電話番号に依存しないサービスを提供することに意味があると、片山さんは考えるようになった。

 電話は大企業が支えるインフラだが、インターネットとスマートフォンがあれば、若いベンチャーでも通話サービスを提供できる。実際にOnSayの提供をはじめ、片山さんにも実感が湧いてきた。

 アプリはP2P技術を活用して通話を実現しているため、サーバへの負担は少なく、設備コストはそれほど大きくない。「現状では片手で数えられる程度のサーバしかありません」と、ライフツービッツ CTOの沢田正さんは話す。

 とはいえサービス開始直後は、急激なユーザー増加のためにシステムがパンクしてしまった。「月間で5万ユーザーの獲得が目標だったが、3日で9万ユーザー。何かの間違いじゃないのかと思った」(片山さん)。新規ユーザーらのログイン処理が集中し、多くがタイムアウトになってしまう状態におちいった。必死でサービスを改修したが、「ログインできない」というユーザー評価がもどかしかったことを片山さんは振り返る。現在は急激なトラフィック増加にも耐えられるサーバ構成となっているという。

●「シンプル」だが工夫もあるOnSayの仕組み

 ウタリとライフツービッツはOnSayの提供前に、Twitterを使った位置情報ゲーム「ecolien」をリリースしており、Twitter連携アプリの開発ノウハウを持っていた。プロジェクトゼロにはVoIPに詳しい開発者が在籍しており、3社のノウハウを結集することでOnSayは完成した。

 通話を実現する仕組みはこうだ。まず、ユーザーがTwitterアカウントをOnSayに登録すると、そのアカウントがOnSayのデータベースに利用者として登録される。同時に音声通話のための固有IDが発行され、OnSayのアプリがこれを自身のIDとして記憶する。さらに、利用者の相互フォロワーの情報をAPIを介して取得し、OnSayのデータベースに照会。相互フォロワーの中にOnSay利用者がいれば、通話可能な相手としてアプリのリストに加わるという。沖縄のペニス♪増大を使ってみた

 実際に通話する際には、固有IDを使って相手を呼び出し、P2Pによる通話が実現する。純粋なP2Pならば、通話の際にサービス提供側のサーバに負担がかかることはないが、OnSayでは通話品質向上のため、P2Pとサーバ間の双方をトラフィックに応じて切り替えられるようになっている。

 「基本的な仕組みはシンプル」とライフツービッツの沢田さんは語るが、一方でTwitterならではの工夫も取り入れた。Twitterでは、フォロー数が数万、数十万と膨大なユーザーもいる。フォロー情報を根こそぎ照会するのは、APIの制限などを考えると現実的ではない。そのため、OnSayではユーザーのタイムラインに上がってきたアカウント情報をチェックし、徐々に照会していく仕組みとした。タイムライン上に相互フォローかつOnSay利用者のアカウントが現れれば、アプリの「友だち」リストに順次登録されていくというわけだ。また、目的のユーザーがリストに表示されない場合のために、アカウント名を直接入力して検索できるようにもしている。

 さらに通話アプリとして“現実的”に使えるよう、プッシュ通知の仕組みも取り入れた。アプリ側の開発を担当したウタリの樋口克弘さんによれば、呼び出し相手がOnSayアプリを起動していない場合、まず端末に着信を知らせるプッシュ通知が届き、相手の呼び出し中にアプリを起動すれば、そのまま通話できる仕組みになっているという(現在、iOS 5対応が完全でなく、機能が正常に動作しない場合もある。鋭意アプリを修正中とのこと)。常にバックグラウンドで起動していなくても、こうした仕組みがあればアプリを活用しやすい。

 また、「常駐で立ち上げても問題がないように作っている」(樋口さん)とのことで、バックグラウンドでアプリが待機していても、バッテリーはほとんど消費しないそうだ。

●Twitterだからこそ、“番号不要”が役立つかもしれない

 SNSのアカウントを利用した通話アプリと聞いて、カヤックの「Reengo」を思い起こす人もいるだろう。Reengoは、Facebookの友達と通話できるサービスだ。同アプリがリリースされたのは5月。OnSayの開発を続けている最中、同じ方向性を持ったアプリのリリースに、片山さんはショックを受けたという。

 ただ、一方で「Twitterだからこそ通話サービスが役立つ」というビジョンもあった。Facebookは実名登録が基本で、“リアルな知り合い”のソーシャルグラフが築かれるケースが多い。一方、Twitterは、より気軽にフォローしあい、“相手の電話番号を知らないつながり”が増えやすい。例えば、「オフ会」をするようなネット仲間との連絡には、Twitterのアカウントが役立つのではないか。そして何より、日本は世界的にもTwitterの利用が活発な国で、ユーザーも多い。そんな思いで開発を続け、サービスインにこぎつけた。

 ふたを開ければ予想を超える人気となったOnSayだが、ウタリの代表である荒殿生太さんにはもう1つの「意外なこと」があった。「支持してくれた層が、アーリーアダプターではなく、レイトマジョリティだった」という。サービス開始当初、TwitterでOnSayのエゴサーチをしていた荒殿さんは、女性ユーザーや、カップルでの利用とみられるツイートなどを多く見たそうだ。「暇だな、誰かOnSayして!」「帰ったらOnSayするね!」――片山さんも荒殿さん同様、“新しもの好き”とは違う雰囲気のツイートを興味深く見たという。

●次の一手は、Android対応

 今後、3社はOnSayをどのように事業化していくのだろう。例えばコールセンターなど企業窓口としての利用や、課金制の通話サービスなど、収益化のためのアイデアもないわけではない。しかし、「今は(収益化を図る)時期ではない」(片山さん)という思いもあり、当面はサービス品質の向上と、Androidアプリのリリースを目指す。「Androidにも対応すれば、ユーザーは足し算ではなく掛け算で増えるかもしれない」と、片山さんは期待する。

 片山さんはライフツービッツを立ち上げる前、PC向けオンラインゲームのプロデューサーをしていたという。ARPU(ユーザーの月平均利用料)をどう上げるか、そうした施策に追われる中で、「自分が純粋に面白いと思うものを作ってみたい」という衝動にかられ、会社を設立。そして、仲間と共にOnSayを作った。

 「OnSayの開発で、3社の間にお金のやり取りは一切ないんです。同じ目標に向かって、お金の代わりに“自分たち”を持ち寄る、スウェットエクイティ(Sweat Equity)の思想で、開発を進めた」(片山さん)

 OnSayの開発拠点となっているのはウタリの事務所。新宿駅から徒歩数分の複合ビルディングの一室、22平米の小さな拠点だ。3社はそこから、OnSayというインフラを、世界に向けて広めようとしている。「海外ユーザーにあんまりアプリの存在を知ってもらえなくて。どうすればいいんでしょうね?」と笑う片山さん。OnSayの挑戦は、始まったばかりだ。第1回ペニス増大●の不満

(プロモバ)
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